2006年12月04日

純増維持はSoftBankの至上命題

SoftBank がどのような条件下で携帯電話事業を証券化したのか。それを知れば SoftBank の行動の理由と今後の動きが見えてくる。というお話。

詳細については、ここで云々するよりも三上さんの blog ライター三上@仕事場 より ソフトバンクが必死な理由は「財務制限条項」にあった を読んでいただくのが一番。

5つの財務制限条項がある中で、4つまではそれほど難しいものではないそうです。問題なのは、純増の目標数が四半期毎に定められており、この目標を4四半期連続して下回ってしまうと経営権を喪失してしまう可能性すらある、というもの。
目標数を一年分に換算すると約40万人程度になるそうです。「4四半期連続で下回らなければ良い」という考え方をすれば、厳しい条件か否かは判断が分かれそうですけれども、経営陣が強い危機感を持っていることは確かでしょう。
となれば恐らく今後も、販売現場や既存ユーザの混乱には少々目を瞑ってでも、センセーショナルな施策を繰り出してくるのではないでしょうか。

かつて J-PHONE が勢いを持っていた頃、各キャリアは毎週のように何らかのプレスリリースを打ちケータイWatchなどの誌面を賑わせていました。
一方、一旦勢いを失なってしまうと形勢を持ち直すには多くの時間と金が必要になります。
このことは、Vodafone KK 時代の SoftBank が身を以って証明済みです。同じ轍を踏まないよう(既に踏んでいるという話もあるけれど)矢継ぎ早な施策展開が必要であることは容易に理解できるのですが、しかし、現場と既存ユーザを大切にするスタンスは忘れてほしくないと思うのです。
新規ユーザ/既存ユーザを共に魅き付け、販売現場のモチベーションを向上させる施策こそが、純増トレンドを維持させる基盤であると言えるでしょう。

埼玉の片隅で、そんな風に思うわけです。
posted by psy at 02:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 携帯電話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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